今回の記事では、BidとAskについて書いてみたいと思います。
こんな方におすすめの記事です!
- BidとAskとは何かを知りたい方
- BidとAskの違いについて理解を深めたい方
BidとAskとは
上記のように、注文をする時に、SELL(左側)とBUY(右側)の価格表示がされていると思います。
左側のSELLの価格がBidで、右側のBUYの価格がAskになります。
気配値表示ウインドウの上段メニューに表示されています。
価格 | 意味 |
Bid | SELL(売りの価格) |
Ask | BUY(買いの価格) |
さて、ここでSELL(左側)とBUY(右側)の価格が違うことにお気づきになりましたでしょうか?
これは業者が利益を上げるために、取引手数料の形で、SELL側の価格とBUY側との価格差をつけているからです。
これがいわゆるスプレッドと言われているものです。
口座タイプにより、スタンダード口座とECN口座(AXIORYのナノスプレッド口座やXMTradingのZero口座、FXGTのECN口座、Gemforexのノースプレッド口座など)があります。
スタンダード口座は、取引手数料を別途徴収しない代わりに、スプレッドを多少広くしています。
スプレッドが多少広い代わりに、豪華なボーナスがもらえる特典があります。
ECN口座は取引手数料を別途徴収する代わりに、極狭いスプレッドを提供し、結果的にスタンダード口座よりトータルでの取引手数料がお得になることが多いです。
上記の事例では、SELL側の価格が110.131円、BUY側の価格が110.133円となり、0.2pipsのスプレッドがあることがわかります。
一般的に、SELL側の価格よりBUY側の価格の方が大きくなっています。(ECN口座では業者により0.0pipsになるタイミングもあります)
例えば、買った瞬間にすぐ売ったとしても、この価格差であるスプレッドや取引手数料があるためにマイナスとなり、トレーダーは利益を出すことができません。
従って、エントリ後は思惑通りの方向へ価格が伸びるのを待ち、決済することになります。
しかし、少し思惑通りの方向へ価格が伸びたからといって、すぐに決済するのはチキン利食いになる可能性があります。
とはいっても、含み益になっている状況で粘りすぎると、反転逆行して損切になるケースもあります。
要は事前にトレードプランを立てて、仕掛けていく必要があり、かつエントリ後の対応力が必要ということです。
話が脱線して来ましたので、今回はこれで終わりにしたいと思います。
まとめ
まとめると、売りの価格がBidになり、買いの価格がAskになるということです。
価格 | 意味 |
Bid | SELL(売りの価格) |
Ask | BUY(買いの価格) |
皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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